-MIRABLO- ミラブロ

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みらーじのオモチャ忘備録。オモチャが好きな大人です。 Twitter→@mirapedo3

トランスフォーマー スタジオシリーズ ブラックアウト

今回は現在展開中のTFスタジオシリーズよりブラックアウトです。

僕はTF実写映画は4作目くらいから少し離れてしまっていて、ちょっと食傷気味でした。

オモチャも熱心に追っかけなくなってしまって最後の騎士王の時にはついに全く買わないという状態になってしまってました。
心が離れていたのもあったのですが、何より子供が生まれてそれどころじゃ無くなってたというのも大きかったと思います。

TFだけじゃなくて他のオモチャにも手を出してなかったですしね。

TFに何となく戻ってきたのは去年のTFレジェンズでシックスショットを手に入れたからですね。あの素晴らしさは僕をTFにまた引き込んでくれたと思います。
その後のPOTPロディマスもTF熱に火を入れてくれました。

それからまた何となく離れて特撮に傾倒してたのですが、何となく最近バンブルビー単品映画の情報を追っかけてたら現在展開中のスタジオシリーズに行き着き、たまたまブラックアウトを目にして猛烈に欲しくなり衝動買いしてしまいました(笑)

しかしそのくらいの凄さがあるオモチャですね!

では、まずはビークルモードから!

ビークルモードのモチーフはMH-53ペイブ・ロウ。
07年版オモチャも似てるとは思ってましたが、このスタジオ版はもはや本物。映画に出てたのこれだ!って思いましたね。

各部がもの凄く細かいです。フロントにはディセプティコンインシグニアがプリントされてて芸コマです。

機体に施してあるマーキングもバッチリ。
形式番号も劇中通りですね。☆のマークが上下ひっくり返ってる個体もあったらしいですね。うちのは平気でした。

いくつか感動するポイントがあるのですが、このローターの基部の作り込みがかなり本物に似てて驚きました。

そしてローターの羽が先端に行くにつれて少したわんでる感じまで再現してて凄い!
ここまでやるか普通?とびっくりします。まさに感動!

とてもカッコいいです。
ビークルモードだけで眺めていられる素晴らしい完成度だと思いますね。

ランディングギアなどの収納はありません。
ちなみに機体後部にはスコルポノックが収納されています。射出ギミックなどは無し。


それではトランスフォーム!ギガゴギ…
あいも変わらず劇中の変身を意識してます。

プロペラが可動していきます。

そして各部が動き出します!

まるで中身が入れ替わるかのように組み変わります!

オートモーフと言うほどでもありませんが少し連動ギミックがあります。

ちなみにいわゆるガワ変形です。ビークルにする時には少し苦労しますが数回変形させれば慣れてくると思います。

完成!
ブラックアウト、ロボットモード。

まるで映画から飛び出してきたようなプロポーション
スタイルといいディティールといいこれぞ本物!これがマスターピースと言っても過言では無いのでは?というくらい素晴らしい出来です。
10年の時が流れましたがよくここまで劇中に似せたな…と驚きます。素晴らしいです。

背中にはスコルポノックを収納出来ます。

これも設定通りの位置に収まっています。

しかし圧倒的に劇中に似てますね。
やはり実写TFで一番初めに変身したTF…いわば「始まりのTF」なので劇中の姿も結構印象に残ってましたね。

そのブラックアウトを劇中の姿でとうとう触れる!というのは嬉しいですね。
何と言っても360度好きな角度から好きなように眺められるのが嬉しいです。

特徴的な顔もバッチリ再現されてます。
驚きの細かさです。この昆虫めいた頭部がカッコよくて好きですね。

素立ちが素晴らしすぎてずっと眺めてられるくらいです(笑)

可動は若干クセがあります。

しかし脚部にはいい感じでクリックが入っていて動かしやすいです。

肩周りの可動は少し厳しめですが、問題なく動く方だと思います。

手首の向きが固定されてるのは少し残念ですかね。親指は開くことが出来ます。

変形の際、テールローターのみ取り外しています。
取り外したテールローターは武器として腕に取り付けることが出来ます。

説明書通りに装備するとブラスターのような武器に。

劇中で腕からマシンガンのようなものを撃ってたのでそれがこの武器なのかな…と思ってます。

そして、武器を前後反転させて取り付けると…。

まるで劇中で登場したローターブレードに!

まさに劇中ではテールローターが変形してたらしいので、それを再現できて嬉しいですね。

ちょっとオリジナルな遊びなのですが、手首を収納し、テールローターを開いた状態で取り付けます。

そうすることでより劇中に近くなった感じがします!

自己満足ですが、劇中っぽさを再現できるというのは楽しいですね!

特に射出ギミックなどはありませんが、ここで背中からスコルポノックを分離!

付属するスコルポノックもかなり細かいつくりです。

結構小さめなのですが、ちゃんと塗装もされてて雰囲気バッチリです。
ハサミと尻尾が可動します。

前回、前々回と登場したスコルポノック達と。

親、子、孫みたいな感じでカワイイです。
しかしこう見るとスタジオ版はこの大きさなのによく出来てますね。

このスコルポノックは他にはとくにギミックなど無いので少し寂しいな…と思ったので。

武器モード!名付けるならスコルピオソード!!
と、こんな感じで武装形態にしてみました。



さらにオリジナルな形態!
ブラックアウトガウォークモード!

やはりガウォークはやりたくなります…。




スタジオシリーズのブラックアウトと07年版のブラックアウトを並べて。

ちなみにスタジオ版はビークルモードがとにかくデカい!最初に変形させた時に驚きました…。ビークルだけならリベンジオプティマスのトラックくらいの大きさなんじゃないの?と思ったほどです。

そしてロボットモードでも。
こうやって並べると見た目の進化や再現度あいも面白いんですけど、07年版の「解釈」も結構面白いんですよね。

07年版はコンセプトアートを基にしてるっぽいので細部が違うのは仕方ないんですけど、それでも共通してる部分を見比べると07年時はこういう風に解釈したんだなーというのが見てとれて…そういうのを想像するのが楽しいですね。

改めて完成版と言っていい今回のスタジオシリーズ版を触った後に07年版を触ると、旧版が「劣ってる」とは思わないんですよね。
旧版、リメイク版どちらにも良いところがあるんですよね。
それを触り比べられるのもオモチャがリメイクされたからこその楽しみだなーと思います。
旧版はオモチャっぽい、弄りやすい、ギミックが楽しい。
リメイク版は何より劇中に似てる。再現度が完璧…とそれぞれ良いとこがあって魅力的です。





と、言うわけでTFスタジオシリーズよりブラックアウトでした。

もう感動するほどの完璧さは圧巻ですね。
映画で見た感動が蘇ってくるようです。ちゃんとテールローターが武器になるのも個人的にはかなりのポイントです。
そのぶん変形は立体パズルもかくやというような複雑さです。
特にガワを上手く合わせるのに苦労する人もいるだろうな…と思いますね。

しかしそれをもって有り余るほどの素晴らしさがあります。
ブラックアウトが好きな人や実写TF一作目に感動した人にはオススメのオモチャだと思います。